内部雷保護/特集コーナー/内部雷保護用語一覧/内部雷保護関連の用語集[ら行] | |||||||||
|
|||||||||
■■■内部雷保護用語集 [ら行]■■■ | |||||||||
[あ行] [か行] [さ行] [た行] [な行] [は行] [ま行] [や行] [ら行] [わ行] 用語集一覧へ | |||||||||
[ら行] | |||||||||
雷インパルス電圧 | |||||||||
雷により発生する短時間過渡的に出現する電圧を言う。 | |||||||||
雷インパルス電流 | |||||||||
雷により過渡的に短時間出現する電流を言う。インパルス電流波形は(IEC61312-1)に規定されている。横軸は時間経過を示し、縦軸は各瞬時の電流値を示す。電流はその最大値まで比較的急遠に立ち上がり、その後は緩慢に減衰する。と言っても数十マイクロ秒の範囲である。このインパルス電流の波頭部を直線で表すとすれば、最大値の10%と90%を直線で結び、それを延長した場合の時間軸との交点「規約原点」及び電流最大値「波高点」で時間軸と平行に引いた直線との交点(この点と電流値が波高値である。) 間の時間差が8μsと定められており、これが「規約波頭長」である。また波高値が50%に減衰する点「半波高点」を求めて、規約原点から半波高点に達するまでの時間を「波尾長」と呼び、これを20μsと規定している。波頭長と波尾長は次のように表現する。…8/20μs。もしメーカーが大きな公称放電電流を表示したならばサージ防護デバイスはそれに相当した大きなエネルギーの処理ができなければならない。 | |||||||||
雷雨 | |||||||||
全世界において年間約16・10×6乗の雷雨が発生し、毎秒約100回の雷放電を生じているが、雷雨発生の頻度は季節・時刻・地域により異なる。 | |||||||||
雷撃(lightning stroke) | |||||||||
落雷における一回の放電。 | |||||||||
雷撃距離(striking distance, final jump distance) | |||||||||
先行放電が大地に接近し、最終的に放電する距離。 | |||||||||
雷撃点(point of strike) | |||||||||
雷撃が大地、構造物又は雷保護システムと接触する点。(備考)落雷は2つ以上の雷撃点をもつことがある。 | |||||||||
雷電流(lightning current) | |||||||||
雷撃点に流れる電流。 | |||||||||
雷電流波高値(kA) | |||||||||
落雷における最大電流値。 | |||||||||
雷電流波高値累積頻度分布曲線 | |||||||||
雷電流の波高値は幅広く分散しているので、波高値の統計量が必要になる。雷電流波高値累積頻度分布曲線は、観測結果をもとにして、その電流値以上であった割合を示したものであり、ほぼ対数正規分布となる結果が得られている。 | |||||||||
雷による電磁インパルス(LEMP)(lightning electromagnetic impulse) | |||||||||
障害発生源としての雷による電磁インパルスの電流及び電磁界 | |||||||||
雷放電継続時間(flash duration)(ms) | |||||||||
雷電流の始めから終わりまでの時間。 | |||||||||
雷保護システム(lightning protection system)(LPS) | |||||||||
雷の影響に対して被保護物を保護するために使用するシステムの全体。これは外部及び内部雷保護システムの両方を含む。 (備考)特別の場合、雷保護システムは外部雷保護システム又は内部雷保護システムの片方を指すことがある。 |
|||||||||
雷保護システムの"構造体利用"構成部材("natural" component of LPS) | |||||||||
その目的のため特別に設置したものではないが、雷保護機能を果たす構成部材。 (備考)この用語の使用例を次に示す。 ・"構造体利用"受雷部 ・"構造体利用"引き下げ導線 ・"構造体利用"接地極 |
|||||||||
雷保護等電位ボンディング(lightning protection equipotential bonding) | |||||||||
充電線と等電位ボンディング又は接地極とをサージ防護デバイスにより接続すること | |||||||||
雷保護領域(LPZ)(lightning protection zone) | |||||||||
雷の電磁的環境が定義され、保護された領域。 | |||||||||
落雷(lightning flash to earth) | |||||||||
雷雲電荷と大地問に誘導された電荷間で発生する雷放電。この落雷は1回以上の雷撃を含む。 | |||||||||
劣化(degradation) | |||||||||
サージ、SPDに通常の使用状態又は厳しい使用環境に曝された結果によるSPDの初期性能値の変化。 | |||||||||
連続使用電流Ic(continuous operating current) | |||||||||
各モードに対して最大連続使用電圧Ucを印加したとき、SPDのそれぞれの防護モードを流れる電流。 | |||||||||
露出導電性部分(exposed conductor) | |||||||||
接触される可能性があって、通常は通電されておらず、故障時に充電部となる可能性のある電気機器の導電性部分。 (注)故障時のみ、露出導電性部分を通して充電部となる電気機器の導電性部分は、露出導電性部分とは見なさない。例えば電気機器の鉄台、金属製外辺など。 |
|||||||||
[あ行] [か行] [さ行] [た行] [な行] [は行] [ま行] [や行] [ら行] [わ行] 用語集一覧へ | |||||||||
|
|||||||||
内部雷保護/特集コーナー/内部雷保護用語一覧/内部雷保護関連の用語集[ら行] | |||||||||
Copyright(C) 2001-2005 AceLion Co.,
Ltd. All rights reserved
|