内部雷保護/特集コーナー/内部雷保護用語一覧/内部雷保護関連の用語集[か行] | |||||||||
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■■■内部雷保護用語集 [か行]■■■ | |||||||||
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階段状先行放電(stepped leader) | |||||||||
休止時間を伴い間欠的に階段状に進展する先行放電。 | |||||||||
外部雷保護システム(external lightning protection system) | |||||||||
受雷システム、引き下げ導体システム及び接地システムからなるシステム。 | |||||||||
開閉インパルス電圧 | |||||||||
インパルス電圧のうち継続時間が数百μsから数msのものを言う。 | |||||||||
開閉インパルス電流 | |||||||||
回路の開閉により過渡的に短時間出現する電流を言う。 | |||||||||
過電圧 | |||||||||
電気回路並びに施設の各部相互間又は各部と大地との間に現れ、常規の値より著しく高く、各部の絶縁強度に相当する許容値を超過する電圧をいう。 | |||||||||
過渡続流 | |||||||||
サージ防護デバイスの放電現象から続流現象に移る過渡期のサージ防護デバイス電流を過渡続流と言う。 | |||||||||
環境領域(environmental zone) | |||||||||
電磁的条件が定義された領域。 | |||||||||
環状接地極(ring earth electrode) | |||||||||
大地面又は大地面下に建築物等を取り巻き閉ループを構成する接地極。 | |||||||||
緩波頭インパルス放電開始電圧 | |||||||||
開閉インパルス電圧(開閉サージ電圧)を代表する数ms以下の波頭長のインパルス電圧印加の場合の放電開始電圧をいう。 | |||||||||
帰還雷撃(return stroke) | |||||||||
負の階段状先駆放電が地表近くに達すると地表側から正のストリーマ放電が上昇し両者が結合して雲と大地間に放電路が形成され、この放電路を通って大地側から上昇し、先駆放電により放電路に分布された負電荷及び雷雲の負電荷の一部を中和する強い光を伴った大電流の雷撃。 | |||||||||
危険な火花放電(dangerous sparking) | |||||||||
雷電流によって被保護物内に発生する好ましくない放電。 | |||||||||
基礎接地極(foundation earth electrode) | |||||||||
建築物の鉄骨又は鉄筋コンクリート基礎によって構成する接地極 | |||||||||
規約原点 | |||||||||
インパルス電圧波及びインパルス電流波の波頭上にとられた下記2点を結ぶ直線と、電圧又は電流の零点を通る時間座標軸との交点をいい、この点に相当する時刻を規約零時刻という。 (1)電圧波では、波高値の30%及び90%の点 (2)電流波では、波高値の10%及び90%の点 |
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規約波頭長 | |||||||||
インパルス電圧波及びインパルス電流波において規約的に定められた下記の方法で表現される波頭の継続時間であって、通常μs単位で表示される。 (1)電圧波では波高値の30%から90%まで瞬時値が上昇するのに要する時間を0.6で割った値。 (2)電流波では波高値の10%から90%までの瞬時値が上昇するのに要する時問を0.8で割った値。 |
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規約波頭峻度 | |||||||||
インパルス電圧波及びインパルス電流波において規約原点を定める直線の傾斜で表現されるそれぞれの電圧及び電流の波頭における瞬時値の時間に対する上昇の割合であって通常(kV/μs)及び(A/μs)で表される。 | |||||||||
規約波尾長 | |||||||||
インパルス電圧波及びインパルス電流波において規約原点から波尾における波高値の半分に等しい瞬時値に相当する時刻までの時間をいい、通常μs単位で示される。 | |||||||||
規約波形の表示 | |||||||||
インパルス電圧波形及びインパルス電流波形の表示は通常μs単位で示され規約波頭長と規約波尾長との組み合わせで表示され、Tf/Tiなる様式で書き表される。 | |||||||||
共用接地システム(common earthing system) | |||||||||
外部雷保護システム(LPS)を含み、建築物等の相互接続された金属製設傭で、接地極システムに接続されたもの。局部ボンディング用 | |||||||||
局部的水平等電位ボンディング(local horizontal equipotential bonding) | |||||||||
通常の保護導体は情報技術設備の構成要素を局部的メッシュ・ボンディング材料(通常フロアーに設置される)にボンディングすることによって補う等電位ボンディングをいう。周波数とメッシュの間隔に依存するが、この方法によってメッシュに近接しているこれら設備構成要素間で信号の相互接続のための低インピーダンスの基準電位面を提供することができる。 | |||||||||
局部ボンディング用バー(local bonding bar) | |||||||||
隣接する雷保護領域の境界で施すボンディング用バー。 | |||||||||
金属製工作物(metal installation) | |||||||||
被保護物内において広い範囲にわたっている金属製部分で、配管構造物、階段、エレベータのガイドレール、換気用、暖房用及び空調用ダクト並びに相互接統した鉄筋などのように雷電流の経路を構成出来るもの。 | |||||||||
クラスT試験(class I test) | |||||||||
IEC61643-12 3.9に定義した公称放電電流In、3.13に定義した1.2/50μs電圧インパルス及び3.10に定義したクラスI試験の最大インパルス電流Iimpによって実施する試験。 | |||||||||
クラスU試験(classUtest) | |||||||||
IEC61643-12 3.9に定義した公称放電電流In、3.13に定義した1.2/50μs電圧インパルス及び3.23に定義したクラスU試験の最大放電電流Imaxによって実施する試験。 | |||||||||
クラスV試験(classVtest) | |||||||||
IEC61643-12 3.11に定義したコンビネーション波形(1.2/50μs、8/20μs)によって実施する試験。 | |||||||||
クラスU試験のための最大放電電流Imax(maximum discharge current Imax for classUtest) | |||||||||
クラスU試験の動作責務試験の試験シーケンスに従った大きさで、SPDに流れる8/20μs波形の電流波高値。ImaxはInより大きい。 | |||||||||
系統外導電性部分(extraneous conductive part) | |||||||||
電気設備の一郡ではない、一般的には接地電位をもつ導電性部分。例えば ・建築構造体の金属製部分 ・ガス,水,暖房などの金属配管設備 ・絶縁されていない床及び壁 |
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公称放電電流In(nominal discharge current) | |||||||||
サージ防護デバイスによる保護並びに自復性能を表現するに用いる放電電流の規定値であって所定波形のインパルス電流の波高値でこれを表示する。(SPDを流れる電流波形が8/20μsである電流の波高値。これはクラスU試験を行うためのSPDの分類、並びにクラスI試験及びクラスU試験に対するSPDの前処理のときにも使用する。) | |||||||||
合成波 | |||||||||
開路に対し1.2/50μsの電圧インパルス、短絡に対し8/20μsの電流インパルスを印加するジェネレータによって伝達される波形。 | |||||||||
合成マルチポートSPD | |||||||||
電カシステムや通信システムなど、異なるシステムに接続されている装置の2つ以上のポートにサージ保護を設ける手段が単一パッケージに一体化されているサージ保護装置。 | |||||||||
コンビネーション波形(combination wave) | |||||||||
開回路の両端で1.2/50μsの電圧インパルスを、短絡回路で8/20μsのインパルスを発生する発生器によって与えられる波形。SPDに印加する電圧、電流の振幅及び波形は、発生器及びサージを印加するSPDのインピーダンスによって決まる。短絡回路電流のピークに対する開回路電圧のピークの比は2Ωで、これを想定インピーダンスZfとして定義する。短絡回路電流はIscの記号で表す。開回路電圧はUocの記号で表す。 | |||||||||
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