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4.3)その他金属材料の性能 |
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接地システムの構成部材は、表13に示す以外の金属材料で製作することができる。その場合は、それらと同等の機械的、電気的及び化学的(腐食)特性をもっていなければならない。 |
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4.4)A型接地極の配置 |
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A型接地極は、次のように施設する。 |
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・各引下げ導線に接続する。 |
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・各引下げ導線に接続する接地極の数は2以上とする。 |
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・放射状接地極及び放射状水平接地極の最小長さは、L1以上とする。 |
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・垂直及び傾斜接地極の最小長さは、L1/2以上とする。 |
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・板状接地極の最小寸法は、表面積が片面0.35u以上とする。 |
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・組合せ接地極の最小長さは、合計長さとする。(但し、板状接地極を除く) |
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・地盤面より0.5m以上の深さに施設する。 |
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・地中において相互の電気的結合の影響が最小となるように、できるだけ均等に配置する。 |
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・人又は動物に危険を及ぼさないようにする。 |
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4.5)B型接地極の配置 |
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B型接地極は、次のように施設する。 |
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・各引下げ導線に接続する。 |
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・B型接地極によって囲われる面積の平均半径rは、L1の値以上とする。但し、要求値L1が算定値rより大きい場合には、A型接地極を追加施設又は環状及び網状接地極を拡張施設する。 |
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・地盤面より0.5m以上の深さに施設する。 |
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・地中において相互の電気的結合の影響が最小となるように、できるだけ均等に配置する。 |
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4.6)B型接地極に追加施設するA型接地極の最小寸法 |
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・放射状及び水平接地極の最小長さLrは、Lr=L1−rとする。 |
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・垂直及び傾斜接地極の最小長さLvは、Lv=(L1−r)/2とする。 |
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4.7)接地極間の離隔 |
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二つの接地極相互の間隔は、並列の影響をできるだけ減少させるため、垂直接地極の長さ又は板状接地極の長辺の3〜4倍程度以上離隔することが望ましい。 |