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SPD(アレスタ・避雷器)

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SPD(アレスタ・避雷器)の性能の見方

SPD(アレスタ・避雷器)は設置すれば機器を保護するものではありません。目的に適合した性能のSPD(アレスタ・避雷器)を選定しなければSPD(アレスタ・避雷器)自身や機器を破損してしまいます。
SPD(アレスタ・避雷器)の性能で注意しなければならないものは次の三つです。

  • ●電圧防護レベル
  • ●対応するサージ電流の種類(直撃雷又は誘導雷)
  • ●雷インパルス電流値/公称放電電流値

注)雷インパルス電流/公称放電電流の値はSPD(アレスタ・避雷器)が破損しない値であり、その大きさまで保護対象機器を保護するということではありません。

SPD(アレスタ・避雷器)を設置する目的は、過電圧が発生したときに機器のもっているインパルス耐電圧より低い値に過電圧を制限して、機器を破損から守ることにあります。この性能を電圧防護レベルといいます。例えば、耐インパルス電圧が1kVの機器の保護を考えます。

電圧保護レベルが5kA(8/20μs)時に1kVに制限するSPD(アレスタ・避雷器)を使用した場合、保護対象機器は5kA(8/20μs)までの雷サージ電流が発生しても破損しません。一方500A(8/20μs)時に1kVに制限するSPD(アレスタ・避雷器)を使用した場合では、5kA(8/20μs)時には1kVよりも電圧が上がるので破損してしまいます。このようにSPD(アレスタ・避雷器)の電圧防護レベルの性能をチェックする場合は、それがどれだけのサージ電流を流したときの値なのかが重要です。

またSPD(アレスタ・避雷器)は処理する雷の種類によってクラス分けされています。それは直撃雷用SPD(アレスタ・避雷器)クラスTと誘導雷用SPD(アレスタ・避雷器)クラスU,Vです。これは直撃雷電流と誘導雷電流の持っているエネルギーの大きさが違うためであり、それぞれに対応したものを選定しなければ処理できません。

またどれだけの大きさのサージ電流を処理できるかと言う性能をクラスTでは雷インパルス電流・クラスU,Vでは公称放電電流といいます。

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