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雷の話雷から身を守るには

雷から身を守るには
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雷の発生とは
雷とは、通常以下のような過程で発生します。
1. 地上の熱射による上昇気流で積乱雲が発生。
2. 雨や氷の粒が激しくぶつかりあい、電気がたまっていく。
3. やがて雲の中で放電したり、地上に落雷したりし始める。

雷の大きさを数字で見る
光っている時間:2/1000秒〜2秒
光っている長さ:200m〜10km
雷雲の大きさ:500m〜10km
電圧:200万〜2億ボルト(一般家庭の電圧(100ボルト)の2万〜100万倍)
電流:1000アンペア〜20万アンペア(電気コタツ100〜2万台分)
エネルギー:10〜500キロワット時(落雷1回だけで家庭で使用する電力の2〜100日分)

人が雷に打たれるとどうなるの?
 人間が雷の直撃を受けた場合、約80%は即死、残りの約20%は治療により何とか一命を取り留めます。 通常即死するのは、カミナリの電流が呼吸と心臓の鼓動を4〜5分止めてしまった時です。 即死を免れた場合、体にヤケドを負ったり鼓膜が破れたりはするものの、そのほとんどは特に後遺症も残らずに回復します。 日本では、1954年から1989年までの36年間に、年平均22人(5〜58人)の人が雷によって命を落としています。

落雷の危険は予測できるの?
 いつどこに落雷するのかを事前に予測するのはまず不可能です。雷注意報などの気象情報、雷鳴・稲光りなどの兆候から危険をある程度察知することが必要です。 稲光りを感じてから雷鳴の音が聞こえるまでの間に若干のタイムラグがあることがありますが、この時の現在地から落雷点までの距離は、3秒間をおよそ1kmと想定して計算します。かなり離れていると推測されるような場合でも、雷雲の移動速度は時速10〜40kmほどもありますので、近付くのはあっという間です。早めに避難するよう心掛けましょう。

雷とは主にどんなところに落ちるの?
 いつどこに落雷するのかを事前に予測するのはまず不可能です。雷注意報などの気象情報、雷鳴・稲光りなどの兆候から危険をある程度察知することが必要です。 稲光りを感じてから雷鳴の音が聞こえるまでの間に若干のタイムラグがあることがありますが、この時の現在地から落雷点までの距離は、3秒間をおよそ1kmと想定して計算します。かなり離れていると推測されるような場合でも、雷雲の移動速度は時速10〜40kmほどもありますので、近付くのはあっという間です。早めに避難するよう心掛けましょう。

樹木のそばが危険というのは本当?
 確かに人間よりも高い木に落雷しやすいのは事実です。しかし木に落雷した場合、木よりも人間の方が電気が通りやすいので、木のそばにいると「側撃」に見舞われることが多く、大変危険です。 ですからそのような時は、幹や枝から2m以上離れて低い姿勢を取るよう心掛けましょう。 林の中などでも同様の姿勢を取る必要があります。

建物や車の中は安全?
 屋外にいる場合に比べれば大変安全と言えるでしょう。しかし建物や配電線に落雷が直撃した場合、電線を伝わって雷の電気が侵入してきます。電気器具や天井・壁などから1m以上は離れているよう注意しましょう。 激しい雷の時は電気器具が故障・破壊する危険もありますので、器具のコンセントなどは抜いておきましょう。 車の中ならばより安全です。ただし運転中に落雷に遭遇すると非常に危険な場合があります。

金属を身に着けていると危険なの?
 眼鏡・時計などの金属物を持っていてもいなくても、落雷の危険性には変わりありませんが、落雷の直撃を受けた場合、金属周辺の部位のヤケドがよりひどくなることはあります。 また、ゴルフクラブのような金属物だろうが木のバットのような絶縁物だろうが、高いものに落雷しやすいのは同様です。 なお、よく誤解されていることですが、ゴム長やレインコートなどの絶縁物を身に着けていても、雷から身を守る効果は全くありません。

雷のエネルギーはどのくらい?
 一般的に雷の電圧は、約1億ボルト(家庭の電気の100万倍の大きさ)と言われています。 エネルギーは約300キロワット時くらい(一般家庭のおよそ2ヶ月分)です。 このエネルギーの大部分は、落雷の時に大空いっぱいにまき散らされ、電波・光・音のエネルギーとなります。


(この稿は電力中央研究所の「避雷心得」を引用させていただきました。)
 
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